ロボットが好きという人のための仕事

大きな希望を感じさせてくれる仕事

機械好きな人にとって、未来に大きな希望を感じさせてくれるのがロボットに関わる仕事です。
機械そのものをいじる仕事としては、日本国内の花形産業である自動車メーカーや、国際的に活躍が期待できる飛行機産業といったものもありますが、それらはいずれもひとつの機械ジャンルとしてはすでに成熟をしている分野です。
一方でロボットに関する分野は技術発展がめざましく行われているものの、完全に産業自体が用途を定着させているわけではなく、今後もより広い分野で活躍するロボットが誕生してくる可能性は十分にあります。
ロボットの魅力はそうした用途によって全くこれまでにない発想でロボットを作っていけるということです。
興味のある人などは学生時代から学校対抗のロボット選手権などに参加をしたりしていることかと思います。

ところでロボットに関する具体的な職業としては、現在どのようなものがあるでしょうか。
ロボットを作り出すための仕事としては、まず「ロボットクリエイター」という設計から製造までを完全に創りだすための仕事があります。
日本国内には数多くそうしたロボット製造のための企業があるので、産業や福祉、工業などさまざまな分野からのクライアントの要求にしたがって新しいロボット開発をしていきます。
逆に新しい分野で使用が期待できるロボットを作成して企業に売り込んでいいく発明家スタイルの企業もあることでしょう。
ロボットそのものを創りだしていきたいと考えているなら、そうしたロボットクリエイターを目指すのが一番おすすめです。

ロボットの補助的な役割をする仕事

一方で、ロボットを一から作っていくのではなく作成をするための補助的な役割をするという仕事もあります。
その一つがロボットデザイナーと呼ばれるもので、機能面だけを追求するとどうしても無骨な感じになりがちなロボットを、よりスタイリッシュに見えるように形状そのものを提案していく仕事になります。
産業用のロボットなどではそれほどデザイン面は重視されませんが、今後導入が進むことが予想される介護・福祉の分野においては、機械的な印象をどう和らげていくかということもまた重要な要素になってきます。

さらに、すでに導入が進められている分野のロボットに対し、整備を担当したり操作を行ったりする整備士やオペレーターといった仕事も重要です。
他にもロボットが実際に動くときのパターン設計を行うプログラミング技術者も今後はロボットの普及とともに必要になっていくことでしょう。