良い企業ばかりではない
転職活動でさまざまな企業の面接を受けると、「良い企業」と「あまり良くない企業」があることに気づきます。
後者の企業は、転職先として選ぶべきではありません。
ただ、「どのような企業を転職先として避けるべきなのか、分からない」ということもあると思います。
転職先として選ぶべきではない企業には、特徴があります。
その特徴を把握しておくことで、転職活動をする中で良くない企業を避けることができます。
転職を避けるべき企業の特徴
転職先として選ぶべきではない企業の特徴として「面接が高圧的」という点が挙げられます。
面接官の担当者が明らかに高圧的で、あなたを試すような質問をしてくる場合、その企業への転職は避けるべきです。
きちんとした企業なら、面接官から「誠意」が伝わってくるはずです。
もちろんあなたは「入社させてもらう側」であり、過度に横柄な態度をとるべきではありません。
しかし気持ち良く働ける企業は、面接であなたを評価しながらも、尊重してくれるはずです。
明らかにあなたを下に見るような企業は、入社を控えるべきです。
次に、「理念に共感できない企業」も入社を避けるべきです。
「企業理念」を軽視している人は比較的多いです。
しかし企業の理念を確認して共感できない場合は、その企業と考え方が合わない可能性があります。
もし入社したとしても職場の人と気が合わなかったり、仕事内容に違和感を覚えたりすることがあります。
そのため転職活動で企業へ応募する際には、必ず企業理念を確認しておきましょう。
そして「この理念には共感できる」という企業へ入社するほうが、理想の転職を実現できる可能性が高いです。
また、3つ目として、「面接官や社員がだらしない企業」も入社を避けるべきです。
企業の面接官や社員の服装に清潔感がなかったり、約束の時間を守らなかったりする場合、その企業自体の風土が表れていると考えましょう。
意外と細かな点で、企業がどのような雰囲気なのかは分かるものです。
転職すべきではない企業に遭遇した場合
面接で上のような企業に遭遇した場合、その場で適当な態度をとることはやめましょう。
マナーとして、その場では丁寧に対応して、企業への入社や今後の採用試験には進まないほうが良いです。
また、もし内定をもらえた場合でも、「大変恐縮ですが、辞退させて頂けたらと思います」のように伝えると良いです。
内定がもらえると、誰しも嬉しくなるものです。
しかし面接で違和感を覚えた企業は入社を控えるほうが、結果的に良かったと思えるはずです。
転職先の企業は、また長く勤めることを前提として探すことが多いと思います。
しっかりと企業を見極めて、自分が納得できる会社を選んでください。