モデルになるには

商品やサービスをアピールする仕事

モデルとは、商品やサービスをアピールする広告塔です。
モデルによって、ブランドイメージはもちろん商品の売上も大きく左右されるので、企業は厳しい目でモデルを選出します。

多くの読者モデルや企業PRのイメージモデルは、親しみやすさやモデル自身の人柄で選ばれます。
一方、ショーや雑誌のファッションモデルや、手や脚などのパーツモデルは、服を着こなせる体型やパーツを見て選出されるのが基本です。
モデルに合格しても、ブランドのイメージを保てるよう、普段から体型やパーツを維持&意識する必要があります。

モデルになる道のり

ほとんどのモデルは、オーディションに合格して仕事を得るのが一般的です。モデルの専門学校や事務所に通い、専門的な知識と技術を習得します。

ファッション雑誌によっては、不定期にオーディションが開催されます。専属モデルオーディションに合格すると、その雑誌のモデルを専属で務められるのが大きな魅力です。モデルグランプリを受賞すれば、デビューへの道にグンと近くなることも。

読者モデルとして雑誌に取り上げられると、芸能関係者や企業から仕事依頼がくるケースもあります。モデル事務所のオーディションやモデルに関わる仕事をする際、読者モデルの経験が役に立つでしょう。

事務所の所属モデルになると、読者モデルやフリーランスのモデルよりも、たくさんの仕事をもらえる可能性が高まります。
モデル業に専念したい方はモデル事務所、タレント活動も視野に入れたうえで活躍したい方はタレント事務所というように、将来の夢に応じて応募先を決めましょう。

ほかにも、InstagramやYoutubeといったSNSで、自分のファッション写真を投稿することも大切です。その投稿を見たファッション関係者から仕事が舞い込むケースもあります。
渋谷や原宿といったエリアでスカウト待ちするのも一つの手ではありますが、何かしらのトラブルに巻き込まれる確率が高いので控えましょう。

モデルの条件

モデルにはさまざまな顔のタイプがいらっしゃいます。顔のかわいらしさ・カッコ良さはもちろんプラスになりますが、それ以上にはっきりした顔立ちが好まれる傾向にあります。

これまで、モデルに必要な身長は170センチ以上が基本とされてきました。ですが、雑誌モデルの方の中には165センチ台の方も活躍しています。Sサイズ服を専門に扱う通販サイトもあるので、自分の身長に合った需要を探してみましょう。

身長と同じくらいモデルに求められるのは、体全体のバランスの良さです。ただ細ければ良いわけではありません。O脚やX脚になっているなら、理想的な体型に整えるよう、矯正トレーニングを行い改善する必要があります。