占い師になる方法

占術を身につける方法

占い師になるには、占術を身につけることが必要不可欠です。
その方法として「独学」「占いを学べる学校に通う」「プロの占い師に弟子入りをする」「通信講座で学ぶ」ことがあげられます。独学で占いの勉強はできますが、実践の場に出たときに苦労するかもしれません。

プロの占い師として活躍するなら、知識や技術を学べる場で勉強するのが得策です。占いを教えるスクールや講座は増えているので、そこでさまざまな占いを効率よく学べられます。
占い団体が開設するところや個人が開く講座スタイルのスクールでは、規模やカリキュラムがそれぞれ異なるのが特徴です。ちなみに卒業しても学歴としてみなされません。

占いの知識を習得しても実際に成功するのはほんの一握りです。基礎的な技術を身につけたら、実践の場でどれだけ相手のことを占えるかが重要です。

場数を踏むために弟子入りするのも一つの手

一人前の占い師になるには、たくさんの場数を踏むことが必須です。ベテランの占い師のもとに弟子入りして修行すれば、多くの現場に出て経験を積み重ねられます。
有名な占い師に弟子入りを志願している旨を伝え、了承を得られたらアシスタントとしてそばに置いてもらえるでしょう。

弟子入りの仕事は占い師のスケジュール管理といった雑務です。
それを行いながら、占いをする場に立ち会えます。時には占いのテクニックやコツを伝授してもらえるかもしれません。
相談者の相談内容をはじめ、占いの結果を提示された方の反応を実際に見れるのは、弟子入りの特権です。一人前の占い師になるために欠かせない経験を豊富に得られるでしょう。

ただし、ベテランの占い師でも経済的な余裕がある人は少ない現状です。弟子に十分な待遇を保障できるのは限られています。
弟子を取らない占い師もたくさんいるので、必ずしも希望の占い師に弟子入りできるわけではありません。占いの技術を磨く代わりに無給で働く場合もあるので、弟子入りを希望する際は、条件を事前に話し合ってください。

占い師に求められること

占い師の適性の一つとして「カンの鋭さ」があげられます。インスピレーションや直感といった第六感が鋭い人だと、占いの的中率が高まるとのこと。
また、基本的に人の悩みや不安を聞くことが仕事なので、人の話を上手に聞ける力が必須です。
相談者の気持ちに揺らぐことがない固い意思、そして悩みを抱える相談者に寄り添える気持ちや、的確な答えを導くための論理的な思考も求められます。