介護サービスの様々な形

介護サービスは高齢化が進む社会情勢を受けて、ますます需要が高まってきている仕事です。
データから紹介していくと、日本の将来推計人口をみると75歳以上の高齢者数は2005年時点では1,100万人程度でしたが、これが2015年までには1,500万人を超えることが予想されています。
さらに2025年には2,000万人を超えるとされており、人口比率でも2030年までには全人口の20%を75歳以上が占めるようになるということです。
将来的な高齢化対策はまだどのような結果となってくかは断定できませんが、とにかく今後数十年にわたって必ず人材の確保が必要となる分野であることは確実です。
そこで2012年4月には介護報酬が改定されており、国の施策として老人の介護は老人ホームのような施設介護でなく、訪問介護や通所介護(デイサービス)を重視する方向に転換されました。
つまりこれから介護の業界を目指す人にとっても、主な就業先はそこで生活をする施設ではなくそれぞれの住宅や通ってくる宿泊施設のない施設が多くなっていくということでもあります。

なお現在日本国内で営業展開をしている介護サービス企業をみると、業界シェア№1の「ニチイ学館」のみが在宅介護と施設介護の両方をバランスよく事業としているのに対し、他の介護サービス業の多くは在宅介護若しくは訪問介護のいずれかに偏った事業展開をしています。
今後も介護報酬は3年に1度改正をされていくことになっているので、今後の事業需要や政府の施策方向によっては大きな影響を受ける企業が出てしまうかもしれません。

ところで現在はこの「施設介護」「訪問看護」「通所介護(デイサービス」の三本柱が介護サービスの職種となっていますが、今後はさらに別の方法での介護が出てくることが予想されています。
既に、安否確認を行うサービスが着いた高齢者向け住宅が販売されており、国土交通省の肝いりで今後10年のうちに60万戸が供給される予定となっています。
これから介護の仕事に就くことを考えているのであれば、あまり従来型の介護施設での業務ばかりとは思わず、不動産業や建設業、またその他の分野との関連の可能性を調べながら仕事を選んでゆくことがよい方法となります。
より総合的な知識が必要となっていく職種ということができます。
ある意味成長過程にある今はチャンスなので、ぜひ若い世代の人ほど積極的に参加をしていってもらいたいと思います。

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