困っている人に提案をするコンサルタント

困っている人を助けられる仕事

困っている人を助けることを仕事にしたいなら、コンサルタントの仕事という方法もあります。
コンサルタントとは、何らかの解決したい問題を抱えた顧客からの要望を受けて、それについて適切な解決策を提示していくことを業務内容とする仕事全般のことをいいます。
コンサルタントと呼ばれる職種は大変範囲が広く、多くのジャンルでそれぞれ専門的な知識から業務を行うコンサルタントさんが多く活躍しています。
最も有名なコンサルタント業務としては「経営コンサルタント」や「戦略コンサルタント」という中小企業などの企業向けの経営方法を提案する仕事があります。
他にも、人材紹介サービス企業における「キャリアコンサルタント」や、結婚相談サービス企業における「ブライダルコンサルタント」などが代表的です。

一定の知識や技術があることを示せる資格があると◎

コンサルタント業務に就くためには基本的には何らかの資格が必要となることはないのですが、一定の知識や技術があることを示すことができる資格はいくつかあります。
経営コンサルタント業務においては「中小企業診断士」という難関資格があり、現在かなり人気の高い資格として多くの人が取得を目指しています。
キャリアコンサルティング技能士や労働衛生コンサルタントなどコンサルタントと呼ばれる資格もあるのですが、どちらかというとそれらは民間企業による社員教育のための資格という意味合いが強いので、基本的にはそれ自体が大きな外部へのアピール効果となることはあまりないようです。
コンサルタント業務において資格よりも重要となるのが、それまでの実績や企業体制です。
コンサルタント業務をするときには、個人で行うこともできますが通常は担当するコンサルティング企業がチーム体制でサポート活動を行います。
まずはコンサルタントをする相手からの信頼感を得ることが業務の第一歩となります。

やりがいについて

コンサルタント業務のやりがいは、困っている相手からの相談をヒアリングし、そこからどのような方法で解決を望めるかどうかを提案していくことです。
経営コンサルタントにしてもキャリアコンサルタントにしても、まずは相談相手の話をよくきき、現状を把握した上で現状を改善するための方法を模索していきます。
相談者個人の力では到底解決ができなかったような難問を解決することで、仕事が終わったあとには大きな感謝を受けることができます。
専門的な知識から困っている人を助けるということから日々の勉強も大切となる、とてもやりがいのある仕事です。