人にものを教えるのが好きな人は教師や講師が向いています
人と話すのが好きで、人にものを教えることが楽しいという人は、教師や講師といった仕事が向いています。
教師や講師の場合、販売員などと違い相手にきちんと自分の言っていることを理解してもらうことが最も重要になります。
同じ人とのコミュニケーションでも、販売員の場合いかに相手を説得するかということが大切になりますし、美容や接待関連の場合は相手に気持よく過ごしてもらうことが目的となります。
講師の仕事の場合はそれらとはまた異なる、相手の様子から理解度を見て、そこから話し方や教え方を変えていくというスキルが必要になってきます。
教師の場合はきちんと教職免許をとり、公立または私立の学校の採用試験を受けて子供たちにものを教えます。
民間の資格を取得すればOK
一方で、講師の場合は特に教職の免許は必要なく、趣味系の場合にはそれぞれ師匠としてついた人からの許しや、民間の資格を取得することでなれます。
学生のアルバイトで塾の講師をしたことがあるという人も多いのではないかと思いますが、塾講師も特に資格取得の必要なくつくことのできる仕事です。
家庭教師の場合も同じく、個人的もしくは専門の企業団体に登録をすることで個別の家庭に赴いて仕事を行います。
子供相手の講師の場合、やはり適正として「子供が好き」「教えるのが好き」ということが求められるでしょう。
最近では教師の問題行動がニュースとなることもありますが、子供が騒いでいるとイライラしてきたり、教えてもわからない子供を見ると腹が立ってくるという人は、そもそも教師という職を志すべきではないかと思われます。
敬語やマナーといった基本的な姿勢を持っていることも大切
大人向けの講師の場合、ともすると自分よりも年上の人に教えなくてはいけないこともあるので、敬語やマナーといった基本的な姿勢を持っていることも大切になります。
趣味教室などに長年通っている人などは、一定レベルにまで技術が高まったことが認められると、師匠になることを許してもらえるようになります。
そこで講師として第二の人生をスタートするという人もいるようですが、趣味としては高い技術を持っている人でも、ものを教えるということはあまり得意ではないという人もいます。
趣味そのものが好きなのか、それとも人にものを教えるのが好きなのかという適性をきちんと見極めてから職業として選ぶのがよいのではないかと思います。
単純に人にものを教えたりするのが好きという人なら、託児所など子供施設での仕事を探してみるのがよいのではないでしょうか。